知花ブログ

のびのびやっていきたいですね

好きなもんは仕方ない

お題「大失恋をしたときどう立ち直りましたか?」

好きだという自分自身の気持ちを受け入れました。

 

私も大失恋を経験しました。
学校は中高大学ずっと同じ。学年は1つ上だけど、同じ部活を選んだから毎日顔を合わせてました。
中1で一目惚れして、高1で告白して、大学3回生でフラれました。
フラれた時はもう、思春期を丸ごと否定された気分でした。嘘だと言って欲しくて、何度か復縁を迫って迷惑をかけました。

友達には「フッたことを後悔させてやれ!」とか「アイツより幸せになってやれ!」だとか言われましたが、大好きなあの人の不幸を願うだなんて、私には出来ませんでした。

 

でもその割には、フラれて1年後に別の方とお付き合いを始めました。空いた穴を別の男で塞いだと言えばそうなのですが…私個人としては、フラれてもずっとずっと貴方のことが大好きだ!!と想っている自分自身をまず愛してあげられたこと。それが本質だと思います。

 

復縁したくて、フラれた時に伝えてくれた欠点(スキンシップが激しい、道の真ん中を歩くな等)はすべて直しました。ふとした瞬間に元通りになる自分が嫌いになりました。
新しい私なら振り向いてくれると思って、髪型も服装も変えました。慣れないフリフリの服が受け付けなくても我慢しました。
男の人と話す時に「この人とは付き合えるかな…あの人ともよく似てるし…」と計算しては自己嫌悪。そんな毎日でした。

転機が訪れたのは、疲れ切った大学帰りの電車でした。
普段通りのジーパンにTシャツ、結局伸ばしてしまった髪、あの人との思い出のネックレス…くたびれた顔をした私が、車窓に反射して映ってました。その時初めて思ったんです。「今の私が世界一かわいいな…」って。全力で恋をした私は性格が悪くても身なりがダサくてもカワイイんです。フラれてボロボロになるのも、それだけ本気で人を愛した証なのです。そんな愛情深い私を、まずは自分自身が認めてあげなきゃいけない。この気付きを得てからは、「不幸な私」に執着しなくなり、少しずつ普段通りの調子を取り戻しました。

 

気持ちが落ち着いてからは、元彼に復縁を迫って迷惑をかけたことを謝罪でき、それからは友人として話をする仲です。今も元彼が好きですが、私じゃ元彼を幸せにしてやれない、ただそれだけです。元彼を幸せにする人は、いつかきっと私の知らないところで元彼と出会うんだと思います。だって、この私が心の底から愛した人なのだから。幸せになって当然なんです。

 

以上です。ここまで読んでくださって、ありがとうございます。大失恋に沈むあなたが、1日でもはやく立ち直れますように。